akatsuki_pocket 様
返信ありがとうございます。
こちらの返信が遅くなり大変申し訳ありません。
ご指摘に従い、A4+塗り足し3mmのマスクをかけ、以下の条件で検証してみました。
[プリント]ダイアログ内:
今回は分割印刷、タイル化を意図してはおりません。
その他プリントダイアログ内の設定としては、
[一般]→[用紙]の[サイズ]をA3またはA4、
[オプション]の[配置]は中央合わせ、拡大縮小しないにチェック、
[プリントするレイヤー]は表示中でプリント可能なレイヤー
[トンボと裁ち落とし]→「トンボ」チェックなし、[裁ち落とし]天地左右3mmです。
[ドキュメント設定]内:[裁ち落とし]も天地左右3mmにしています。
ベージュの範囲がA4+塗り足し3mmで216×303です。
216×303でくり抜いた白い複合パスを上に置くことによるマスク、
216×303のクリッピングパスによるマスク(レイヤーパネルから作成)、
の2パターンで検証しました。
左:出力紙のサイズA3、右:出力紙のサイズA4です
意図するところの出力結果
実際の出力結果
上記の条件では結果は変化せず、印刷範囲のフチに『巨大なオブジェクトのアピアランス』が出現するようです。
やはり印刷範囲のフチに関係があるようなので、裁ち落とし設定を変えての検証もしてみました。
まず、印刷ダイアログの[裁ち落とし]を天地左右0mmにした場合や
[ドキュメントの裁ち落とし設定を使用]にチェック、[ドキュメント設定]の裁ち落としを天地左右0mmにした場合に
A3用紙に出力するとA4のアートボードサイズぴったりに『巨大なオブジェクトのアピアランス』が出現しました。
次に、印刷ダイアログの[裁ち落とし]を天地左右10mmにした場合や
[ドキュメントの裁ち落とし設定を使用]にチェック、[ドキュメント設定]の裁ち落としを天地左右10mmにした場合には以下の結果となりました。
予想としては、印刷範囲のフチに沿うように出現しているようなので
予想図
となるのでは?と考えました。
マスクを掛けずに出力すると結果は予想通りになりました。
216×303でくり抜いた白い複合パスを上に置きマスクしたところ
『巨大なオブジェクトのアピアランス』は白い複合パスによって隠れたようで、
意図した印刷結果となりました。
ところが、クリッピングパスによるマスクをかけると
A4+10mmのところに『巨大なオブジェクトのアピアランス』が出現することはなく、
3mmに設定したときと同じ位置に『巨大なオブジェクトのアピアランス』が出現しました。
とりあえず、裁ち落とし設定を大きくとったうえで、
白いオブジェクトを上に置き強制的に隠してしまえば、意図した絵として出力可能と判明しました。
当方では印刷に際し、用紙サイズをアートボードとドキュメント設定で指定せず、
アートボードサイズを用紙サイズより一回り大きくとり、トンボを作成することで指定しているので、
問題が起きそうな場合にもこの方法で対処が可能であると思います。
ありがとうございます。
ただ、原因が印刷範囲に直結しそうな裁ち落とし設定だけでなく、
クリッピングパスにも関係するとなると、より訳が分からないように感じます。
何か思い当たるものがありましたら、またよろしくお願いいたします。